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てんかん 症状 事故

運転中のてんかんの発作が原因であるとされる事故が年に数回ニュースになります。

てんかんに限らず、どのような疾病でも運転中に意識のなくなる発作が起これば
事故につながります。

ですが、てんかんは心臓の発作等に比べて疾患や症状や治療がわかりにくい(認知度が低い)
ので、事故のニュースを見聞きすると、「怖い病気」かと感じてしまいます。

確かに、「脳の疾患」で「症状もさまざま」との説明や、逆に詳しく難しい説明では
さらに不安になるので、できるだけわかりやすくまとめてみたいと思います。


【原因】
脳の損傷から、もしくは原因不明です。

【遺伝】
ほとんどは遺伝しません。

【発作】
・身体の一部、もしくは全身がけいれんする。
・意識はある場合と、なくなる場合がある。
・けいれんはなく、突然意識をなくしてくずれるように倒れる場合もある。

【意識のなくなる発作を起こしている人に対して】
・火、水、高い場所、機械の側などの危険な物の近くから遠ざける。
・本人がケガをしないように気を配る。
・衣服の襟元やベルトを緩める。

※昔から伝わってきた「口にものをくわえさせる」という方法は間違いです。
 口の中を傷つけたり窒息してしまう恐れがあります。

【発作、もしくは発作後にぼんやりしている人に対して】
・無理に行動を抑制せず(思わぬ抵抗を示す場合があります)、
 危険なものを取り除きながら注意深く回復を待ってください。

※発作中に、身体をゆする・抱きしめる・大声で話しかける等もしないように。

【治療】
てんかんの治療は、服薬治療が主流です。

発作が消失している期間が小児で2~3年、成人で5年以上つづき、
医師が服薬中止が可能だと判断すれば、3ヶ月~6ヶ月かけてゆっくりと薬の量を
減らしてゆきます。
服薬を中止した後も発作の再発がなければ、てんかんが治癒したと言えます。

【運転免許証について】
疾患や症状について正しく申告し免許証の取得や更新を行います。

「改正道交法」ならびに「自動車運転死傷処罰法」によって、
運転してはいけない状態であることを承知しながら運転し、
死傷事故を起こした場合の刑罰が重くなりました。











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